one outs(ワンナウツ)を観たら人生変わるよ
今日は秋アニメを消化することなく、one outs(ワンナウツ)を観ています。野球に興味のないおれが唯一観る野球アニメ。つい何度も観てしまう面白さ。
主人公は賭け野球で無敗を誇る「渡久地東亜(とくちとうあ)」130kmに満たない球速しか持たず、ストレートしか投げられない。しかし誰も渡久地からは打つことができない。
これ野球漫画なんだけど、野球はおまけみたいなものなんですよ。「勝負」に野球が使われているだけで、ほんとは何でもいい。だから野球に興味がないおれでも楽しめる。渡久地はどんなに平凡なストレートでも打たせないように人間の心理を巧みに操って、完全に相手の裏をついていく。裏を読まれれば、その裏を読む。心理戦では絶対に負けない渡久地のすごさが、観ていて痛快でスカッとするんです。
賭け野球からプロの舞台にあがった渡久地は、オープン戦で完全試合をします。そして渡久地はテレビのインタビューで「リカオンズはなぜここ数年、Bクラスに低迷していると思われますか?」(リカオンズは所属チーム)そしてこう答えます。
「危機感がないからさ。あいつら一生懸命練習してプレーすれば、試合で負けても許されると思ってる。野球のプロは野球をすることが仕事じゃない。・・・勝つのが仕事だ」
こういう名言があちこちで登場して、最初は反発していたチームメイトもだんだん変わっていきます。観ているこちらもリアルの人生について考えてしまうような、本質をついた名言をバシバシと繰り出します。ほんとかっこいいよ渡久地。
昼に書いたエントリーにも実は渡久地の名言が使われています。
naitoujinexpress.hatenablog.com
「可能性が低いということは、つまりゼロではない」
そうゼロではない。渡久地ありがとう。お前がいなかったらおれ諦めてた。
このように人生にまで影響してしまう「one outs」
ぜひ皆さんも観てほしい。漫画でもいいよ。ほんとおすすめ。
ONE OUTS 全20巻 完結セット (ヤングジャンプコミックス)
- 作者: 甲斐谷忍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/02/28
- メディア: コミック
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