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ひまつぶし

気になることを統一感なく

重い・・・けどかなり良かった。『幸福の罪』映画レビュー。ネタバレしまくるかも。

恋愛 映画・ドラマ

okuです。

 

このホテル建物の壁が薄いのか、となりの人のイビキをBGMにブログを書いています。別にうるさくても明るくても、どんな環境でも寝れるスキルを持っているので問題ありません。でもとなりって空室だったような。

 

それはさておき、Gyaoを久々に開いて映画を観たんです。それがタイトルの『幸福の罪』チェコの映画らしいです。これが予想以上にものすごく良かったので、寝る間も惜しんで思わずレビューを書いているわけです。

幸福の罪 [DVD]

幸福の罪 [DVD]

 

 

映画を観終わってから、このDVDのパッケージを見たのですが、「あ~これ使う。使っちゃう?そうだよなぁ・・・これがいいかもしれんなぁ」と思いました。けっこう象徴的な場面かもしれません。

 

ざっくりとあらすじを

ほんとざっくりと。リハビリ医のトマシュが主人公。家庭はじいさん、嫁(バツイチ)その息子(障害を持っていて元旦那との子)、娘、義妹で生活。医師の家系らしいが、説明はないものの、トマシュはたぶんお婿さん。映像でそういう感じだと思いました。

 

障害を持った息子は元旦那が施設への送り迎えや、定期的な預かりをしています。元旦那は刑事で、トマシュとは幼馴染。しかし、妻も子どももトマシュに取られてしまった形になっています。それでも元旦那は息子との交流を続け、この医師の家庭とも良好な関係を築いています。

 

円満な家庭に問題が発生するのは、リハビリ患者のオリンカという14歳の少女の出現でした。母親とふたり暮らしの彼女には父親がいません。憶測ですが男性に良い想い出がないのでしょう。そんな中、骨折のリハビリでトマシュの患者になるオリンカは、トマシュを好きになります。性格は根暗。小説を趣味にしており、文才はかなりのもの。

 

トマシュの娘の誕生日にパーティーをしている最中、嫁はトマシュのメールボックスからおかしなメールを発見してしまいます。それはトマシュとの愛の情事を、素敵すぎる表現で文章にしたものでした。浮気相手からのものだと思った妻はプリントアウトして問いただします。身に覚えのない感じのトマシュは妻を抱きしめて、ただのいやがらせだと言うのでした。しかしこれを書いたのがリハビリ患者のオリンカだったのです。

 

オリンカの母親は日記やパソコンの中身を見て、警察に通報。そしてトマシュは逮捕されてしまいます。しかし、最終的にはオリンカが処女であることが診断で判明。トマシュは無罪放免になったのでした。

 

そのあと、とある湖でトマシュは一人の女性と落ち合います。手術だと嘘をついて時間を作っての密会です。相手は義妹。義妹との関係は義妹が14歳の時から15年続いています。どうやっても一緒になれない影の女として15年過ごした義妹は、今回の一件で、オリンカとの関係はどうだったのかと問いただします。義妹にとっては14歳から関係を持っているトマシュがオリンカとしない理由が見当たりません。言い争いになり先に湖をあとにするトマシュ。

 

その後、下着姿になり湖に泳ぎに行く義妹は、水死体で発見されることになります。自殺か溺れてしまったのかはわかりませんが、言い争いのときに軽く首を絞めたり、引っ掻かれたり、性交のあとということもあり、他殺としてトマシュは逮捕されることになります。

 

感想

ざっくり説明してもこの量になってしまいます。これでも書きたい部分はもっと。重要な部分が沢山あるんです。人間関係が複雑で、それぞれの感情がとてもよく表現されていて、説明しようと思うと、登場人物ひとりひとりをきちんと説明していかないとならなくなってしまうんです。それだと説明だけで5000字オーバーとかも考えられるので、あらすじではあえて登場人物の名前は控えめにして説明を書きました。

 

表向きとても幸福そうな家庭に起きたこの事件。二度も逮捕されるトマシュ。伏線がいっぱいあってどれから説明したらいいのかわかりませんが、最後にオリンカがトマシュに宛てて書く手紙のシーンが必見。最後まで楽しませてくれた映画でした。

 

ようはトマシュはロリータなのかと言えば、オリンカとの関係がはっきりしないまま終わって、あとは考えてねという感じで終わるので微妙ですが、オリンカの狂気じみたトマシュへの愛はすごいです。執念と言ったらいいのかなこれは。でも義妹はオリンカよりも若い年齢の時に関係を持っているし、そうではないとは言い切れないんですよねぇ・・・

 

元旦那はラダという役名なのですが、このラダが良い人すぎてほんとつらくなります。トマシュの捜査を引き受けてしまったラダは、元嫁にさんざんなことを言われます。浮気をして妊娠をしてトマシュと結婚することになった元嫁は仕返しをされていると思ったわけです。「わたしはトマシュに会うまでセックスがいいなんて思ったことがなかったわ。『なんであんなので大騒ぎするのか』って思ってたけどトマッシュとして初めて良さがわかったわ!」と、トマシュとの情事はわたしが一番知っていると。ラダはどこまでも良い人なので「そうか、わかった」と受け止めて、キッチンに行きキッチンペーパーで鼻を拭うのでした。つらい。つらすぎるラダ・・・。

 

この映画は超おすすめだなぁ。かなり後半が重いけど、展開が2転3転して飽きません。最後まで楽しめます。名作と言っていいと思います。時間を見たらけっこうヤバイので今日は寝ます。

 

とにかく観てくださーい。Gyaoで無料で観ることができまーーす。

 サイト内で検索して見つけてね♪

gyao.yahoo.co.jp

 

日本語翻訳はないけどPVで雰囲気をどうぞ。

youtu.be

 

おしまい。