叶えたいことがあるなら声に出せ。短いから読んでけ。
okuです。
叶えたいことを誰にも言わず自分の中で秘めていても、それは近づいてこない。叶えたいことは声に出して周りに発信しなくてはいけない。
例えば、君が物を落としたとしよう。そうだなぁ、なんでもいいんだけど腕時計にしようか。みんなで飲み屋で酒を飲んで記憶がなくなって、次の日に気付いたらしていたはずの腕時計がない。
この腕時計が帰ってくる可能性を考えよう。
君が誰にも何も言わなかった場合。腕時計がなくなったのはその飲み屋なのか路上なのか帰りのタクシーなのか見当もつかない。もし帰ってくる可能性があるとしたら飲み屋でなくして、そこの人が気を利かせて飲み会の幹事に連絡をくれるくらいなものだろう。飛び込みで入った飲み屋ならそれも不可能。それ以外もこちらから連絡をしてみないと腕時計は自分の元へは帰ってこない。
君が同席した友だちに言った場合。この場合君がなにも言わない場合に比べ、腕時計が見つかる可能性があがる。その友だちが全員記憶がなくなるまで飲んでいた場合は無理だが、そうでない場合はその友だちが可能性を探ってくれる。「どこどこに行くまではしていた記憶がある」という情報があれば、それ以降の記憶をたどればいい。捜索範囲は狭くなるのだ。記憶がなくても腕時計の特徴を教えておけば、あれ?これあいつのかもしれないという場面に遭遇するかもしれない。
君が同席した友だち、飲み屋の人、乗ったであろうタクシーなど片っ端から連絡をとった場合。こうなると友だちだけに言った場合よりも見つかる可能性が高いのはわかってもらえると思う。説明するまでもない。
ようするに、この忘れ物が「叶えたい夢」だとしたらどうなの?ってこと。もちろん叶えたいことによっては、自分だけで成し遂げることだってできるかもしれないけど、自分がどうしたいのかを周りにきちんと言うのは、その叶えたいことへの近道なんだと思う。
その叶えたい夢はなるべく具体的に伝えるのがいい。
君は「おれ自分の店を持ちたいんだ」というより「おれ街中でラーメン屋をやりたい。飲み屋に近いところで夜に営業したいんだ」と言われた方が聞いた側は叶えたいことをイメージしやすいだろう。イメージしやすいということは記憶に残りやすいということ。その場では解決策がなくても、全然別の場面で「街中に空き店舗があるんだよなぁ。ラーメン屋向きの」という情報があった場合、その情報は君に届きやすくなるだろう。
だからもう一度言う。
叶えたいことがあるなら声に出せ。
君が真剣ならそれは叶えたいことへの近道となる。
チャオ