ひまつぶし

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【映画】 ソロモンの偽証の藤野涼子ちゃん演技すごすぎ。

 クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。殺人か。自殺か。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まった――。拡大する事件を前に、為す術なく屈していく大人達に対し、捜査一課の刑事を父に持つ藤野涼子は、級友の死の真相を知るため、ある決断を下す。それは「学校内裁判」という伝説の始まりだった。

 

okuです。わたしはやってません。無実です。本日200日目で300記事目だなんて、おれはやってま、やりました。すみません。

 

このソロモンの偽証は、前編と後編の2本で完結します。原作を読んでいませんが、宮部みゆきの長編推理小説で原作は3冊なんですよね。

 

なにやら各方面で大絶賛だったこの映画を全部観終わっての感想です。なるべくネタバレなしで。というか感想とかあまり書かないかもw

 

主人公の演技がものすごくいい

主演の藤野涼子ちゃん。

http://movie.smt.docomo.ne.jp/images/cms/pickup/2015/0304_3.jpg

http://movie.smt.docomo.ne.jp/article/391559/

 

演技の経験は少なく初主演。役名をそのまま芸名にもらい、これから活躍する子みたいですけど、まったくそんなこと感じませんでした。ものすごい演技でした

 

というか中学生役のみんながそれぞれすごい演技だった。もちろんベテランな大人たちもそうなんだけど、とにかくすごい。観たらわかる。

 

なんでも、この映画のオーディションは半年間かけてやったんだとか。応募は1万人だったんだとか。その中から主演を勝ち取ったのがこの、藤野涼子ちゃん。思春期の独特な歪みやストレートなとことか、現役中学生だから出せる味というわけでもなく、完全に演技で魅了するというか、ほめすぎ?

 

映画の感想も

2本立ての前編がすごくよかった。後編も悪くはないけど、結末の曖昧さが、どうにもしっくりこないというか、乱暴というか、もう少し死んでしまった子の闇を掘り下げてもよかったのでは?なんて偉そうなことを思ったりしてね。

 

だってあまりにかわいそうなんだもん。

 

そりゃ自殺しても仕方ないわって感じの人間像になってるもん。で、その死んだ子はもういいから、生きてるやつらはこれから頑張ろうぜ的なノリだし。

 

裁判も5日間やるんだけど、ここでもっと盛り上がらないとダメなのに淡々と進んでしまったかな。そこも残念。

 

 

でもね、まぁ言いたいことはわかる気がしましたよ。

誰もが通る思春期の問題として「曖昧」も表現のひとつなのかも。

 

それは大人が感じる曖昧であって、思春期の彼らにはしっかりやり遂げた充実感があって、思春期の彼らにはこれで完結したということを表現したのかも、なんてことも考えたりして、この映画を肯定したい感じ。

 

というのも全体的にはほんとよく出来た映画だしね。観てほしいわ。

藤野涼子ちゃんの演技を観るだけでも相当価値がある。

 

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予告編だけ観たいならこっち

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