アミスタッドというスピルバーグの映画知ってる？

最近はレンタル屋さんに行くこともないのですが、昔はちょくちょく通って映画などを借りていました。そんな頃のお話し。

ちょくちょく通うので、観たい映画がなくなってきて、何かないかと、うろうろすることがよくありました。映画の偏食が激しいので、借りたいものはあまりないんですね。

そういうときに必ずといっていいほど借りてしまう映画が「アミスタッド」でした。スピルバーグが設立したスタジオドリームワークスでの自身の第1回監督作品らしいです。それはおれ的にはどうでもいい情報ですが、映画の内容がすごくいいんです。濃いのです。ドラマならシーズン５くらいは余裕でいけてしまいそうな内容が１本の映画にまとまっています。スピルバーグの最高傑作なのではないかと思ってます。

あらすじ

19世紀半ば、アフリカの大地でライオンを倒した24歳の男・シンケはひょんなことから拉致され、53人の仲間達と共にアミスタッド号に商品（奴隷）として積み込まれる。3日後、船はキューバ沖で遭難。その混乱をついたシンケ達は反乱を起こし、乗組員を次々と惨殺した。
2ヵ月後、シンケを含む39人の生存者達は、舵取り役のルイスとモンテスに騙され、アメリカ・コネチカット州のニューヘイブンで投獄される。裁判にかけられた彼らを見た元大統領・ジョン・クィンシー・アダムズは、若い弁護士ボールドウィンの助けを借りながら、シンケ達の自由を取り戻そうとする。

ようは黒人問題がテーマ。実際にあったお話しですね。すごく重いテーマなんです。船に積まれた黒人たちは鎖でつながれ、、それはもう家畜同然の扱いを受けます。船では暗くて狭い劣悪な環境で運ばれます。当然病気なども蔓延し、半数以上は死んでしまいます。病気や見せしめや遊びで黒人たちは海へ放り投げられます。映画では、何人もの鎖で繋がれた黒人が海へ投げられます。最初の一人が投げられると、鎖で繋がれた者たちは当然引っ張られ、海に沈んでいきます。実際の船では、頻繁にそういうことが繰り広げられ、餌が絶えないことから常にサメが近くを回遊していたといわれています。

映画はジャンルでいうと法廷ものです。アメリカでの奴隷廃止を加速させた事件として映画化しました。シンケたちは故郷に帰ることが出来ましたが、実際にはその何千倍、何万倍の黒人が国に帰ることなく、奴隷として一生をすごしていた時代です。

アミスタッドで検索するとレビューが沢山あるので、レビューをひとつだけ紹介して、内容説明はこれくらいにしておきます。興味がある方は検索などして、映画も観てもらえたらうれしいです。

脚本、監督、出演者、配役、どれをとってもはまっています。特に奴隷のリーダー役を演じているＪ・ハンスーは、もとホームレスという全く無名の黒人俳優。彼の演技が一番の見所といっても言いすぎではない。俳優ではないがエキストラでもない「奴隷役」たちをも絶賛したい。
アメリカの奴隷制度を題材に多くの作品が世に出ている。これはその中でも一目置くべき作品だと思う。実話に元ずくしっかりしたストーリーであり、この事件以後起こる南北戦争につながる出来事として説得力がある。
ただ奴隷として出演した彼らの演技が、あまりに真に迫ってくるため、観ていてつらくなるのも確か。史実として目をそらさずに見据えよう。
メイキングではスピルバーグ監督を含めて主な俳優陣がこの作品を語っている。これは見逃せない「作品の一部」と言える。スピルバーグ監督が「人間とは何か」がテーマだったと語っていたのが印象に残る。

古い映画だし、別に今紹介しなくても知ってる人は知ってるよね。でも、なんか、最近の日本のことを考えていると自分の権利ばかりを主張する個人が多くなって、それの度が過ぎて、権利のみしか考えないやつもいて、生きてるのが当たり前と思っていて、変な平等感をもってたりで、なんだか日本人の良い部分が薄れてきているのかなぁなんて考えてしまった時に、これを思い出してしまい、書いてます。

けして共通している部分は多くないと思うけど、産まれ生きている環境が当たり前ではないのだと思ったのです。極端なことを言えば、同じ日本でも、自分の家と隣の家では常識というのは違うわけです。それを受け入れろとは言わないけど、理解して生きていくことが重要なんじゃないかなぁと思ったわけです。

なんか題材が難しすぎて言いたいことがまとめられなくなりましたｗｗｗｗ

酔って書く題材じゃなかったｗｗｗ

そのうち追記するかもしれません。

とりあえずアミスタッドはおすすめです。

観るのは飲みながらでもかまいませんが

もしあなたがアウトプットしたいのであれば

酔っていては書けませんのでシラフが良いと思います。以上ｗ

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