生まれ変わったら道になりたい
okuです。排水溝に潜んでスカートを盗撮していた男が逮捕されましたよね。
彼は２年前にも同様の罪で逮捕されています。何度も覗きを繰り返すのは、病気の可能性があると書いている人もいます。初めて聞く病気ですが、治療で治るなら、勾留中にでも治療してあげた方がいいですよね。
窃視（いわゆる覗き）が犯罪で、見付かって逮捕されるリスクが高いにも関わらず、再び罪を犯してしまう。不思議に思いますが、これは覗きが単なる覗きではなく、窃視症という病気になってしまっているからです。精神科できちんとした治療を受けない限り、自然に治る可能性は高くありません。犯罪を繰り返すうちに、社会復帰が不可能なレベルにまで落ちてしまう恐れもあります。また、社会復帰への道が閉ざされる中で、精神的な苦しみから逃れるために薬物に手を出してしまうケースもあると思います。
おれが気になること
それより注目したいのは、彼が２年前に逮捕されたときの供述。
「生まれ変わったら道になりたい」
なんすかこれ。ものすごく変態な発言なのに名言っぽい。何か、こう、哲学じみてるというか、文面よりも深い意味がありそうな感じ。
生まれ変わったらという言葉がそうさせているのでしょう。
大抵は、生まれ変わったらの後には美しい言葉が綴られるものです。
「生まれ変わったら一緒になろう」
「生まれ変わったら花になりたい」
他にも生まれ変わったらの後には質問が続いたりもしますね
「生まれ変わったら男と女どっちがいい？」
みたいなね。なんにせよ、生まれ変わったらを使うときに犯罪の臭いを感じることはまずないわけです。なので彼の発言も一瞬そう感じるのでしょう。
しかし、道になりたい動機を知っていますから、一瞬感じた名言ぽい感覚もすぐに消え、すぐに「ド」がつく変態の発言として認識されるわけです。
男性なら実はみんなこの気持ちがわかる･･･はず
この発言と、２年ぶり２度目である覗きということで注目されている事件ですが、覗きたいという気持ちはわからなくもないです。やはり見えてはいけないものがみたいというのは、あるもんなんです。
ここでおれが言いたいことがすべて語られていますので、詳しくはこちらをご覧下さい。とにかく何度も活用できる便利なエントリー。さすがヒトデさん。
たぶん男性というのは少なからずこういう感覚はもっていますが、実際にやってしまうのか、やらないのかという問題なんだと思います。
そう考えると、おれも実は道になりたいのかもしれないと考えてみましたが、おれは道になどなりたくはなく、生まれ変わったら福山雅治になりたいです。
福山雅治になったら入れ食いだなぁ。あんなことして、こんなことして...
とエロいことしか浮かばない時点で、おれはこの犯罪者とそんなに変わらないのかもしれません。ほんと紙一重で、実行するかしないかなんてことは決まってくるのかもなんて思います。
いろんな偶然が重なりあって、排水溝に忍び込むことを思い付いてしまった彼には同情までしなくても、せめて来世では道になってほしい、くらいは思ってしまいますね。
ちなみに北海道でこれをやるには、相当な防寒対策が必要になってきます。じっと動けないわけですから。本日は雪ですからね。日中は雨っぽいですが、この時期の雨は、雪よりたちが悪い。雪なら手で払えますが、雨は染みてきますからね。防寒だけではなく、防水対策も必須です。この時期の雨は最高に冷たいです。
そういう事情なので、物理的にも北海道で同様の犯罪は難しいようです。なので安心してください。おれはやりません。
発言が違ったらどうだったのか
「生まれ変わったら道になりたい」も、なかなか良いですが、他の発言なら変態度はどう変化するのかも検証してみましょうか。
「そうだ、道になろう」
思い付いたように取り調べの警官の前でこれを発言する彼。「え？なに？」と質問する警官にも反応せず、ただひたすらに道になったときの自分を想像する彼。報道では「容疑者は、そうだ道になろう等と意味不明な供述を繰り返し...」となるだろう。なかなかの変態度だが、実際を越えるものでもないかもしれない。
「おれは道になる！」
すごく決意を感じますね。来世への願いとかではなく、現世での決意。まだまだ道としての自分は素人だと。道になりきれてない自分が未熟だと言わんばかりの発言です。現世での決意というのがまずい。世間的には、まだ懲りてないとしか思われないですから。
「来世も道になりたい」
もうすでに道としての一歩を踏み出している彼。２度の逮捕は、ほんの通過点でしかないのかもしれません。すでに道なのですから。
まとめ
ほんと彼には願いを叶えてほしいです。
生まれ変わったら林道になれるよう願っています。
おしまい。
